披露宴 婚礼料理
「婚礼料理にはどんな種類があるの?」「バリエーションは?」前菜に始まり、デザートで締めくくるバリエーションを、料理の種類ごとにチェック
フレンチ
特別な日にふさわしい華やかさと美しさ
鮮やかなソースでディッシュを彩るフレンチ。その洗練された美しさから婚礼料理として人気が高い。バラエティー豊かな食材を使うため、トリュフやフォアグラなど普段口にすることの少ない素材に出会えるのも魅力。フルコースの基本は、前菜→サラダ→スープ→パン→魚料理→グラニテ(口直しのシャーベット)→肉料理→デザート→コーヒーという流れ。
イタリアン
郷土色豊かな美食の国は素材を生かした調理法
イタリアは地域によって料理の特長が異なり、北イタリアではクリームソース、南イタリアではトマトやオリーブオイルが多用される。素材の持ち味を生かした料理が多い。コースは、アンティパスト(前菜)→プリモ・ピアット(パスタやリゾット)→セコンド・ピアット(メイン料理)→と続いてドルチェ(デザート)→コーヒーでしめくくるのが一般的。
中華
親しみやすい味わいでカジュアルに楽しめる
日本人に普段から親しまれている中華は、堅苦しい決まりごとが少なく、みんなでワイワイ楽しめるのが魅力。代表的な料理は、小麦粉料理の多い「北京料理」、魚介類がメインの「上海料理」、香辛料をふんだんに使う「四川料理」、あっさりした味つけの「広東料理」の四つ。コースは前菜→スープ→主菜→ご飯・麺類→点心→デザートというのが大まかな流れ。
和懐石
四季の素材の味を引き出し季節感を感じさせる料理
料理をおもてなしの主役に…と考えているふたりにぴったりのレストランウエディングは、堅苦しいスピーチや大げさな余興を行わず、ゲストとの会話を楽しむカジュアルなスタイルが主流。挙式は会場内で行う宴中人前式が人気。最近は料理や演出、コーディネートの相談に乗ってくれるウエディング担当スタッフをそろえたレストランも多い。街のレストランの中には、控室の用意のない店もあるので、メイクや支度を外部の美容室で済ませて会場入りするケースも。
和洋折衷
ユニークな味わいを奏でる和と洋のコラボレーション
ゲストの年齢が幅広いと、メニュー選びに悩むもの。そんな時には折衷料理がおすすめ。繊細でこまやかな日本食と、盛り付けの華やかなフレンチ。それぞれの魅力を取り入れているので、あらゆるゲストに歓迎される。濃厚な味つけが苦手な人も、和のテイストで食べやすくなる。また、中華料理を取り入れた和中折衷・和洋中折衷など、バリエーションも豊富。